名古屋
2023年04月11日
吉原騎手アヴァンティストがV最有力「東海桜花賞」(名古屋競馬)
4月11日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第63回東海桜花賞」(名古屋競馬場1500メートル)。
5月のかきつばた記念JpnIIIのトライアルでもある地方全国交流重賞に強豪ぞろいの南関東からの遠征勢5頭を含む精鋭12頭がフルゲートで激突する。ハイレベルのV争いだが、中心は実績上位の◎3 アヴァンティスト(牡7、大井・藤田輝信厩舎)。中央時にオープンで勝利こそできなったが、プロキオンステークスGIII・5着(21年7月・小倉ダート1700メートル)など中央ダート戦線で活躍したキャリアの持ち主。地方移籍後も勝ち切れないが、南関東地区の4走でいずれも好勝負を演じてみせる。前走は休み明けながらフジノウェーブ記念でアタマ差2着に突っ込み、改めて力をアピールした。ひと叩きされた効果が見込めるうえ、交流重賞で強さに定評ある吉原寛人騎手起用は陣営の期待度の大きさの表れ。V筆頭だ。
相手も同じ南関東勢の○9 ベストマッチョ(セン10、川崎・佐々木仁厩舎)と、▲7 ルーチェドーロ(牡5、川崎・池田孝厩舎)。ベストマッチョは昨年10月の当地・ゴールド争覇を鮮やかに抜け出しており、コース経験が強みになる。岡部誠騎手との初コラボも魅力で高評価が欠かせない。一方、ルーチェドーロは昨年11月の笠松グランプリを力を感じさせる走りで優勝した実力派。シャープな決め脚がセールスポイントで、直線の差し比べに持ち込みたいところだ。
地元勢では力をめきめき蓄え、相手なりに走れる△6 メイショウシルト(牡5)に、一発を秘める△5メルト(牡4)の角田輝也厩舎の2頭に注目したい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔5・6・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 3→5・6・7・9→5・6・7・9 5・6・7・9→3→5・6・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)