レース展望・予想

金沢

2023年05月16日

待望の2勝目なるかベルドラゴ「金沢城賞」(金沢競馬)

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬は16日(火)に2日目を迎えます。久々に12レース制で実施されますが、なかでも第7レースのJRA交流「金沢城賞」(A2級以下B1級以上・中央1勝クラス、金沢競馬場1500メートル)は、かなりハイレベルの中央1勝クラスが参戦してきて興味深い一戦になりました。

◎10 ベルドラゴ(牡4、JRA・庄野靖志厩舎)はしぶとい先行スピードを武器に中央1勝クラスで4着が3回あり、出走すれば大体上位人気に支持されています。今年は2月の中京ダート1200メートル戦で8着に敗れた後は立て直しを図るため放牧に出されていました。今回は約3カ月半ぶりの休み明けとなりますが、5月に入ってからはほぼ3日置きに栗東の坂路コースで追い切り時計を出しており、急ピッチで乗り込まれています。地方条件交流戦は初参戦となりますが、前に行ってバテない脚質から地方の小回りコースは合いそうで、外枠から逃げた馬を見ながらレースを進めて4コーナーで先頭に躍り出ることができれば、待望の2勝目に手が届きそうです。

○5 コパノオースティン(セン4、JRA・村山明厩舎)は高知で2連勝を飾って中央へ復帰した経歴があり、1勝クラスでも3着1回と馬券に絡んでいます。前走は連闘で阪神ダート1400メートルの2勝クラスに格上挑戦して4着と善戦しており、地方条件交流レベルなら力量上位の存在です。3月に船橋で行われたJRA条件交流戦では終始3番手を進んで直線伸び切れず5着でしたが、直線が短くなる金沢なら粘り込みが図れそうです。

地元勢では▲9 ウインスピリタス(牡7、中川雅之厩舎)に期待です。転入初戦こそ内枠からスタートダッシュ付かず7着に敗れましたが、外枠に入った前走は外目2番手に付けて、逃げたファクタークニアキを3コーナーで交わして4コーナー先頭で回ると、直線で後続を3馬身以上引き離す圧勝劇でした。レース振りが一変した勝ちっぷりからまだまだ奥は深そうで、元中央2勝クラスの意地にかけてJRAからの遠征馬を迎え撃ちます。

△1 チュイション(牡5、JRA・高柳瑞樹厩舎)は昨年11月の浦和で行われたJRA条件交流戦で2着まで伸びてきた実績から、地方の小回りコースは苦にしません。約3カ月ぶりの放牧明けとなりますが、前崩れの展開になるなら一気にコーナーを駆け上がって浮上してきそうです。

△3 ミッテルライン(牝4、JRA・和田正一郎厩舎)は岩手で2連勝を挙げて今年中央復帰を果たしました。中央1勝クラスではまだスピード不足は否めませんが、地方条件交流戦なら好走のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 10⇔5・9・1・3(8点)
3連単(フォーメーション) 10→5・9・1・3→5・9・1・3 5・9・1・3→10→5・9・1・3(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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