笠松
2023年05月11日
実績十分チュウワエースの連勝か「鵜飼開き特別」(笠松競馬)
5月11日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「鵜飼開き特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦だが、休養効果著しい好素材◎2 チュウワエース(牡4、加藤幸保厩舎)の連勝だ。約半年ぶりとブランクの大きい復帰戦の前走ながら、好スタートを切りサッと2番手につけ、早めに先頭に立ってそのまま力強く押し切った。B級6組だったが、休養前のスタートに課題が残り、後方や中団からレースを余儀なくされた走りはどこにもなく、成長した姿が見てとれた。未勝利に終わったが、中央7戦で4度、馬券に貢献したように潜在能力が高く、将来性が期待できる器。前走勝ちタイムは同日のA級3組特別よりも速かったのがその能力の証。休養前にはB級1組特別で1馬身半差2着に食い込んでいるように実績も十分。多くの上積みが見込める復帰2戦目でもあり、2連勝に視界が広がる。
相手筆頭はひと叩きされた効果で前走レースが一変した○4 ナムラショウグン(牡6、栗本陽一厩舎)。転入戦は約半年ぶりの実戦もあり、後方で見せ場なく終わったが、叩き2走目の前走、中団からしぶとく末脚を伸ばしてコンマ6秒差3着に食い込んでみせた。芝ながら中央1勝クラスで2着をはじめ、何度も入着した実力派。当地ダートにも慣れてきている移籍3戦目。当然勝ち負けだ。
先行力なら▲6 トーホウグロリアス(牡5、伊藤勝好厩舎)がワンクラス上。近走はマイル戦を3、1着と粘りも上々。同タイプの先行派は多いが、ペースよく駆ければ好勝負が可能。
相手や流れを問わず堅実駆けに定評ある△7 トゥルーグリット(牡6、笹野博司厩舎)も馬券に欠かせない1頭だ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・6・7・8→4・6・7・8 4・6・7・8→2→4・6・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)