名古屋
2023年05月17日
外枠に替わってハローマイキー「田原特別」(名古屋競馬)
5月17日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「田原特別」(A級4組、名古屋競馬場1500メートル)。
各々に一長一短があって混戦模様だが、手ごろな構成で◎10 ハローマイキー(牡5、安部幸夫厩舎)に連軸の期待だ。ひと息入った復帰後の近3走が5、3、3着。いずれも善戦止まりに終わるが、典型的な差しタイプにとってスピード負けしやすい1500メートル戦が多いのも一因。しかも前走は先行勢の“行った行ったの決着”で、流れも向かなかった。再度、1500メートル戦も近2走と違い、流れに乗りやすく、道中さばきやすい外の7枠スタートに替わった。中間ムードは依然として悪くない。頭まで突き抜け切れなくても、地力とセールスポイントの差し脚で連対確保だ。
逆転候補筆頭は○1 ゴールドスノー(牝4、塚田隆男厩舎)。3歳時に重賞路線を歩んだ経歴からもっと上位で活躍していい好素材は強さとモロさが同居しA級昇級後、8、2、6、2着。もまれ弱い面があり、前走のようにスムーズに流れに乗れるかが好走のポイントになる。
▲5 パディオアヘッド(セン6、安部幸夫厩舎)は中距離戦が続く近況だが、直線で決まって末脚を伸ばしている。差し勝負に持ち込めば出番到来。
一方、先行勢ペースなら△9 ベガスストリップ(牝5、角田輝也厩舎)に浮上チャンスが訪れる。2月のA級5組Vを最後に大敗が続くが、いずれも主導権が握れない展開が影響。注文はつくが、勝ちパターンのハナが切れれば変わり身があっても驚けない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔1・5・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・5・8・9→1・5・8・9 1・5・8・9→10→1・5・8・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)