レース展望・予想

金沢

2023年05月23日

オヌシナニモノの相手探し「スーパースプリント賞」(金沢競馬)

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。23日(火)のメインカードは最終第12レースで争われる「スーパースプリント賞」(A級準重賞、金沢競馬場900メートル)で、1、2着馬には6月18日に行われるスーパースプリントシリーズ(SSS)2023の「日本海スプリント」(金沢競馬場900メートル、北陸・東海地区交流)への優先出走権が与えられます。

距離が特殊なために例年出走馬が少ない傾向ですが、今年は9頭立てと多めで、さらに◎3 オヌシナニモノ(牡6、佐藤茂厩舎)の参戦で盛り上がります。前走の金沢スプリングカップは、最内枠から好ダッシュを決めて抑えきれない手応えで先手を奪うと、3コーナーから徐々に後続を引き離し、直線ではさらに突き放して4馬身差をつける圧逃劇で重賞初制覇を飾りました。今季戦列復帰してから3連勝中で、今のところ金沢の短距離戦では敵なしです。900メートルは中央在籍時も経験がありませんが、多少スタートで出負けしても、中央オープンで培った地力の違いでねじ伏せてしまいそうです。

注目は相手探しで○8 スターオブケリー(牝4、井樋一也厩舎)の変わり身に期待します。船橋の1000メートル戦を勝っての金沢入りでA1級二組の転入初戦から注目を集めましたが、5着と奮いませんでした。しかしスタートダッシュを決めて3コーナーまで先頭は譲っておらず、距離が900メートルに短縮されるのは良さそうです。軽めの調整だった前走とは一変して、今回は併せ馬でしっかり追い切られており、調教も強化されています。先手争いを制することができれば際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

▲6 ボサノヴァ(牝4、中川雅之厩舎)は再転入初戦こそ6着でしたが、2戦目となった前走のA1級二組で2着に粘り込みました。レース間隔を空けて立て直し図った効果があったようで、今回も期待が持てそうです。2歳時にはエムティアンジェのライバルとして金沢重賞戦線で善戦し、3歳になって岩手へ移籍しても牝馬重賞で連絡みを続けていた実績から、さらに立ち直ってくれば勝ち負けできるスピードが発揮できるはずです。

△2 キープクライミング(牝4、中川雅之厩舎)は今季先手を奪うスピードを見せてA2級二組で逃げ切っています。A1級馬が相手だとやや苦戦が目立ちますが、900メートル戦でも積極的に運べるならしぶとさを発揮しそうです。

△4 プレシャスエース(牡10、井樋一也厩舎)は高知から転入後は掲示板外続きですが、常に先手を奪うスタートダッシュの速さは見せています。ここも先手争いを制することができれば、ワンターンの900メートル戦なら4コーナーを先頭で回って踏ん張れるかもしれません。

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馬単 3→8・6・2・4(4点)
3連単(1軸流し) 3→8・6・2・4(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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