兵庫
2023年05月31日
サラコナンが格の違いを見せる「青葉特別」(園田競馬)
31日(水)の園田競馬メイン第11レースに「青葉特別」(A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎9 サラコナン(牡5、新井隆太厩舎)は出走メンバー唯一の重賞勝ち馬。前走は内を強襲したザプラウドワンズの追い上げを封じて2走前に敗れた借りを返した。ここまで園田では1400メートルより短い距離は使われていないが、抜け出してからソラを使って後続の馬に逆転を許すこともあり、むしろ距離短縮がプラスに出る可能性が高い。中間は短期放牧を挟んでガス抜きをしており、状態も良好だ。
○5 タガノネクステージ(牡5、松平幸秀厩舎)は馬体を見るからにスプリンター体型で、1230メートルはベストの距離。前走のA1A2でもハナを切ったようにスピードは上位クラスだ。気分よく逃げられれば簡単には止まらないだろう。
▲7 スカイコップス(牡4、長南和宏厩舎)の前走は少頭数だったとはいえ、快速馬バルボアの後ろにつけて折り合いがついており、レース運びは上達している。決め手ならここでも引けを取らない。
☆6 エイシンツーリング(牡4、森澤友貴厩舎)は発馬に課題を残すため、前走のように最内枠で立ち遅れて包まれる展開になると苦戦を強いられる。それでも外から鋭く伸びて4着に入っており、地力を示した。外枠でスムーズに運ぶことができれば上位を狙えそうだ。
△1 ゲキリン(牡9、松平幸秀厩舎)は前に壁をつくって内ラチ沿いから運びたいタイプで、今回は絶好枠を引いた。距離短縮も向いており巻き返しを警戒したい。
<おすすめの買い目>
馬単 9→5・7・6・1(4点)
3連単(1軸流し) 9→5・7・6・1(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)