笠松
2023年06月12日
ハンデンキングら有力馬は3頭「多良峡特別」(笠松競馬)
6月12日(月)の笠松競馬メイン第10レースは「多良峡特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。
上位視した3頭のV争いが有力だが、やはり軸には勝って同条件とアドバンテージがある◎3 ハンデンキング(牡5、川嶋弘吉厩舎)がぴったり。再転入戦だった2走前を2番手から楽々と抜け出し大差勝ちで好リスタートを決めると、粒ぞろいメンバーだった前走のC級1組特別も絶好位置2番手から早めの抜け出しであっさり。勝ちタイムは上位クラスで通用する1分28秒台(1400メートル)をマークと時計の裏付けも十分。成績は残せなかったが、難敵ぞろいの中央移籍でパワーにスキルアップに成功したようだ。当地マイル戦は2戦2勝と200メートルの距離延長は問題ない。また前走より1キロアップした斤量も500キロを優に超える大型タイプゆえ、大きなマイナスとも言えない。好調ライバルぞろいだが、再転入3連勝へ、視界が広がる。
逆転をうかがうのがカツノナインズとホウオウツインクル。
○7 カツノナインズ(牝4、笹野博司厩舎)は転入後、8馬身、3馬身と2戦ともに明確な着差をつけて華麗に逃げ切った快速派。前走の9組特別勝利は着差以上に余裕ある勝ちっぷりで、まだ奥がある印象。ペース次第で押し切りは可能。
一方、先行激化など差し馬向きの流れになれば、決め脚自慢の▲5 ホウオウツインクル(牝5、栗本陽一厩舎)が一撃だ。
また、△8 シュガーエンジェル(牝4、伊藤勝好厩舎)も馬券に欠かせない1頭。再転入後も3戦すべて馬券貢献と相変わらず当地で堅実にしぶとく走っている。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔5・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 3→5・6・7・8→5・6・7・8 5・6・7・8→3→5・6・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)