兵庫
2023年06月07日
仕切り直しの一戦でもビナサクセス中心「あじさい特別」(園田競馬)
7日(水)の園田競馬メイン第11レースに「あじさい特別」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われる。2日の開催が中止になったため、7日にスライドされた。8頭がそのまま出走し、モズファヴォリート、エイノスケの2頭が追加された。
◎10 ビナサクセス(牡5、柏原誠路厩舎)は前走のJRA条件交流こそ50キロの軽量馬に押し切られたが、当時は56キロを背負っており6キロ差があれば致し方なし。1分28秒台で走って2着なら負けて強しといえる内容だった。この中間は4日に15−15の時計を出して、終い重点に追い切られており仕上げは抜かりなし。もまれない大外枠も歓迎で引き続き中心的存在となる。
○1 コウエイアンカ(セン8、保利良平厩舎)は夏馬らしく調子が右肩上がり。昨年の同時期は1230メートルを中心に使われていたが、今年は昨年2着だったサマーチャンピオンJpnIIIの参戦を予定しており、1400メートルを中心にローテーションが組まれている。ゲートの駐立に不安のある馬で1枠は歓迎ではないが、今回は良か稍重の馬場になりそうで力を出せる。発馬を五分に決めれば逆転まである。
▲4 ハナブサ(牡6、森澤友貴厩舎)はリフレッシュ放牧を挟んで始動戦を迎える。気性的に鉄砲は利くタイプで状態面は不安なし。昨年の金沢スプリントカップを制したようにこちらも夏場は得意で、好位から運べればチャンスがありそうだ。
☆3 モズファヴォリート(牡7、新子雅司厩舎)はズブいタイプで前走は掲示板止まりだったが、今回は鞍上の濱尚美騎手と2度目のコンビになる。慣れが見込めそうだ。
△5 シヴァージ(牡8、橋本忠明厩舎)は使うごとに調子が上向いており、兵庫の競馬に慣れてきたもよう。馬体が絞り込めているようだとさらなる前進がありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 10→1・4・3・5(4点)
3連単(1軸流し) 10→1・4・3・5(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)