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好調オールラウンダーの連勝か「ジュノー特別」（ばんえい帯広競馬）

6月10日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ジュノー特別」（A2級-1組）が行われます。

前走A2級-2組混合1着マルモタイショウ、スタリオンカップ6着ダイリンファイター、水無月特別1着オールラウンダー、同2着ホクショウカップなど好調馬が揃ったメンバー構成です。ダイリンファイターとオールラウンダーが先行してレースの流れを作り、直線でマオノダイマオーやホクショウカップなどが差し脚を伸ばすという展開になりそうですが、今週末の十勝地方は雨予報で馬場は軽く、先行馬有利となりそうです。

◎7 オールラウンダー（牡8、長部幸光厩舎）670キロを本命に推します。今季初戦のB1級-2組で2着ダイリンファイターを3秒2差押さえて勝利し、その後もホクショウカップから10秒5差の5着、スーパージョッキー賞ではダイリンファイターから7秒0差の3着、前走のA2級-1組・つつじ特別ではダイリンファイターの3秒0差の2着と勝てないまでも毎回掲示板を確保と堅実な走りを披露。前走の水無月特別では雨の影響がありましたが、スピードで押し切りたいオールラウンダーにとっては好材料で、2着ホクショウカップに3秒8差をつけて今季2勝目を挙げています。今週末の十勝地方は雨予報、再び恵みの雨になりそうです。

○8 ダイリンファイター（牡7、小林長吉厩舎）670キロが対抗です。昨季は未勝利で終了していますが、今季はB1級への降級もあり、初戦から4戦して2勝、2着2回の好成績。その勢いで挑んだスタリオンカップは、メムロボブサップを筆頭にブラックサファイアなど強豪揃いで、スタートから果敢に先行して、障害も1番手で仕掛けましたが、メムロボブサップから15秒0差の6着でした。敗れはしたものの、メムロボブサップらを相手に積極的な競馬ができたのは好感が持てます。

▲6 ホクショウカップ（牡7、槻舘重人厩舎）675キロが3番手です。今季はすでに4勝を挙げている障害巧者です。B2級で2連勝し、B1昇級戦も勝利。2走前のB1級-1・2組決勝でもマオノダイマオーを1秒0押さえて勝利し、A2昇級初戦の水無月特別では、オールラウンダーの3秒8差の2着とここまで7戦すべて連対の好調馬です。ややテンに置かれる所はありますが、遅れずに追走できた時には十分圏内にいる実力馬です。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　7→8・6・1・5（4点）
3連単（フォーメーション）　7→8→6・1・5（3点）

（文／小寺雄司）