名古屋
2023年07月14日
素質馬ダイセンハッピーがA級の舞台へ「天の川特別」(名古屋競馬)
7月14日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「天の川特別」(A級5組、名古屋競馬場1500メートル)。
昇級戦でも◎11 ダイセンハッピー(牝5、今津博之厩舎)が主役の座だ。今春復帰し、B級6組を4馬身差快勝劇で絶好のリスタートを決めると、その後のB級1組特別を2着、そして前走のB級2組特別では好位から鮮やかに差し切り、待望のA級へ昇格。中央挑戦や交流重賞参戦などもあって出世は遅れたが、2020年のゴールドウィング賞を制した東海2歳チャンピオンが、再び軌道に乗ってきた。5歳を迎え道中ズブい面はあるが、追われてしっかり伸びる末脚に勝負強さも備える。前走に続いて流れに乗りやすく、レースのしやすい外枠スタートも有利に作用。A級初戦もいきなりクリアだ。
ただ逆転候補は少なくない。A級初戦は不発に終わった○5 ヤマイチマチルド(牡4、安部幸夫厩舎)だがクラス2走目の前走5組、好位からしぶとい走りで3着に食い込み、メドを立てた。脚質に自在性があり、距離、相手を問わず堅実駆けにも定評がある。もちろん馬券に欠かせない。
転入馬▲4 マーシテイクオン(牡4、宇都英樹厩舎)の取捨選択も鍵。今春復帰後の6走は成績いまいちも、レベル高い南関東B3からの移籍。追い切りで上々の動きを見せ、3歳時に南関東で3勝した実力派でもある。やはり軽視できない。
展開に注文はつくが△7 ビッグベッター(牡4、井手上慎一厩舎)も先行態勢を築けば、粘り込みが期待できる。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 11⇔4・5・7・12(8点)
3連単(フォーメーション) 11→4・5・7・12→4・5・7・12 4・5・7・12→11→4・5・7・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)