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強敵不在でインナーサンクタム「槍ヶ岳特別」（笠松競馬）

7月5日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「槍ヶ岳特別」（3歳1組、笠松競馬場1600メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦Vバトルも、メキメキ力を蓄える名古屋の◎6 インナーサンクタム（牡、原口次夫厩舎）から狙いたい。重賞初挑戦となった5月駿蹄賞では見せ場少なく6着に留まったが、仕切り直しの3歳4組を2番手から鮮やかに抜け出すと、特別戦Vに前走も1組特別できっちり連対をキープ。その前走は先に先頭に立った勝ち馬に振り切られたが着差はわずかアタマ差。勝ちに等しいレースでしっかり末脚を伸ばし、強化する地力をアピールした。ポイントは初めての笠松出張戦だが、近走はサッと好位をキープし、そつのないレース運びができており、小回りで先行有利の馬場はむしろ地元よりも歓迎する。強敵不在の笠松出張戦。強気に狙いたい。

手探り面のある転入戦も○5 レンダリング（牡、森山英雄厩舎）は高評価が必要だ。中央1勝馬で、1勝クラスでもコンマ9秒差6着に突っ込んでいる実績派。順調に使われているなかでの移籍で、厩舎サイドの当地追い切りでのジャッジも上々。いきなり能力発揮で、あっさりのケースには要警戒だ。

先のクイーンカップはともに不発に終わった▲7 ホープアイランド（牝、栗本陽一厩舎）、△2 ロジェ（牝、田口輝彦厩舎）も自己条件の3歳1組参戦なら馬券に欠かせない。

穴は決め脚鋭い△9 イロゴノミ（牡、加藤幸保厩舎）。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　6⇔2・5・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　6→2・5・7・9→2・5・7・9　2・5・7・9→6→2・5・7・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）