笠松
2023年07月06日
上り馬イナズマテーラーが軸「サマーカップ」(笠松競馬)
7月6日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「第45回サマーカップ」(笠松競馬場1400メートル)。
8月の地方全国交流重・くろゆり賞トライアルの北陸・東海・近畿の3地区交流重賞に、変わらず強さを発揮し続ける兵庫勢が強力4頭のラインアップ。戦歴、好調度、近況の笠松重賞データから、断然Vバトルをリードしていきそうだ。なかでも軸に期待は上り馬◎3 イナズマテーラー(セン5、兵庫・藤川純厩舎)。中央1勝クラスでは頭打ちだったが、今冬の兵庫転入でブレイク。移籍後は6戦パーフェクト連対をほこり、負けたのはわずかに4走前の1走だけ。近2走はA1A2をシャープなキレで2連勝中とノリノリ状態だ。好位をスッと位置取れるスタートの良さにダッシュ力もあり、レース運びにソツがない。しかも末脚がしっかりし、勝負強さも兼ね備えるため、おのずと結果を残せる。前走は実績派のパールプレミアを2馬身半差し切り、ムード最高潮で臨める、初の重賞挑戦。不安よりも期待感の方が大きく上回る。
実績上位は重賞V2の○1 パールプレミア(牝5、兵庫・新子雅司厩舎)。2月の姫路・ウインターカップを自慢のスピードランで重賞2勝目を達成。その後の2走はともに2着に留まるが、スピードに陰りはない。また小回りで馬場が軽い笠松コースはスピードが最大限生きる絶好の舞台。V五分。
▲2 ビナサクセス(牡5、兵庫・柏原誠路厩舎)も差はわずか。堅実駆けに定評があるレース巧者で脚質に自在性があるのも強み。馬券に欠かせない1頭だ。
前走は崩れた△8 バーニングペスカ(牡8、兵庫・橋本忠明厩舎)だが中央3勝の実力派。やはり軽視できない。
一方、地元勢期待は△6 ストームドッグ(セン6、森山英雄厩舎)。前走の豪快な勝ちっぷりから気配も上々。難敵兵庫勢相手に一泡吹かすか。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・2・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・6・8→1・2・6・8 1・2・6・8→3→1・2・6・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)