笠松
2023年07月07日
素質開花フミローグ「天の小夜橋特別」(笠松競馬)
7月7日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「天の小夜橋特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち上がり組のハイレベル戦。転入後、3戦オール連対を誇る◎5 フミローグ(セン4、榎屋充厩舎)に一番魅力を感じる。中央在籍時は入着なしと目立った成績は残せなかったが、手ごろな相手に変わった東海移籍で素質開花した。地元名古屋の下級条件C級23組を名刺代わりにとばかり5馬身差で鮮やかに抜け出してみせると、13組特別でも2着好走。続く特別戦を大差勝ちした素質馬相手では仕方なしだが、むしろ仕切り直しの前走18組を好位からきっちり勝ち切り、改めて能力、キレをアピールしたのが強調材料といえる。好位差しが好走パターンだけに小回りで馬場の軽い笠松コース替わりも歓迎。さらに長距離中心に使われていた中央時からマイルへの距離延長もプラスに作用する。好調ライバルぞろいも、名古屋で底を見せていない好素材を積極買いだ。
○4 スクリーンアピール(牝4、伊藤強一厩舎)と▲6 ドラゴンズアイ(牝4、栗本陽一厩舎)はひと叩き効果でさらなる上昇が期待できる。ともに前走の転入戦を快勝し、地力をいきなり発揮した。特に一気の抜け出し劇と奥のあるレース内容が光ったのがスクリーンアピール。距離延長したマイルは芝ながら中央時に中距離で入着経験があるように間違いなくプラス。勝ちっぷりも良く逆転が可能。
前走流れが向いた面は否めないが△1 ウイングシューズ(牝6、川嶋弘吉厩舎)も決め脚比べならも軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・4・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・4・6・8→1・4・6・8 1・4・6・8→5→1・4・6・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)