名古屋
2023年07月13日
ひと叩きされ変身なるかコマンダンテ「アポロ賞」(名古屋競馬)
7月13日(木)の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CC アポロ賞」(A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1500メートル)。
中央1勝クラスの交流戦は相変わらずJRA勢優勢の流れが続いており、今シリーズも中央勢の上位視がベター。なかでも軸に期待は潜在能力が高い◎7 コマンダンテ(セン5、JRA・吉村圭司厩舎)だ。新馬戦でいきなりコンマ4秒差3着に食い込み、デビュー3戦目にあっさり初勝利を飾った好素材。昇級後も1勝クラスの5戦で3度、ひと桁着順をキープし、好勝負を演じている。さすがに前走は約1年8カ月ぶりの長期休養明け初戦で失速し、ブービー大敗を喫した。ただ、積極的に前団に取りついて見せ場を作るなど、今回につなげる走りとも分析できる。久々をひと叩きしたことで、中間気配に追い切りの動きが大きくアップ。何より手ごろなメンバー構成に変わった初の地方遠征。交流重賞の好成績に定評のある岡部誠騎手起用も陣営の高い期待の表れと言える。鮮やかな変身劇があっても驚けない。
連軸という点では○8 スズカワールド(牡4、JRA・大橋勇樹厩舎)、▲10 ミスカイウラニ(牝5、JRA・平田修厩舎)が上位。スズカワールドは地方向きの先行力があり、脚質は小回りコースにぴったりマッチしそうだ。一方、ミスカイウラニは1勝クラスのダートで2度の馬券貢献キャリアを持つ実績派。差はわずか。
地元名古屋勢では得意の夏場にむけて調子を上げてきた△1 マスクトライ(セン5、今津博之厩舎)が一発をうかがう。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔1・3・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・3・8・10→1・3・8・10 1・3・8・10→7→1・3・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)