岩手
2023年08月01日
距離延長でも前走圧勝のリトルカリッジ「若鮎賞」(盛岡競馬)
8月1日(火)盛岡競馬メイン12レースは、今シーズン第1弾の2歳重賞「第24回若鮎賞」(2歳、盛岡競馬場芝1600メートル)。
◎7 リトルカリッジ(牝、菅原右吉厩舎)は完成度の高さを前面にデビュー2連勝。特に前走は2着に2秒1の大差をつけて圧勝しました。芝は未経験ですが、父アジアエクスプレスは朝日杯フューチュリティステークスGIを制しており血統的には問題なし。マイル延長にも対応でき、岩手2歳重賞勝ち馬第1号に王手をかけました。
○9 リュウノダンマーム(牝、酒井仁厩舎)は盛岡ダート1000メートルの2歳新馬戦を好タイムで逃げ切り勝ち。好発進を決めました。父リオンディーズはデビュー2戦目で朝日杯フューチュリティステークスGIを優勝。また母リリウオカラニは芝1200メートル・2勝、ダート1200メートル・1勝。芝替わりはむしろ望むところ。気分良くレースを進めることができれば逆転首位も十分考えられます。
▲2 セイバイラック(牝、佐々木由則厩舎)は新馬戦が2着でしたが、勝った相手が強く仕方なしの結果。それでも芝1000メートルで59秒4をマークできましたから収穫は大きかったはず。叔母コズミックフロストは現役4歳馬で芝2勝。ただ1頭だけ盛岡芝を経験した強みを生かしてアッサリ勝つシーンまで。
△4 クルトゥルン(牝、齋藤雄一厩舎)はデビューから4戦連続で3着。詰めに課題を抱えながらも安定度は一目。差しタイプに成長しそうですから、終いの脚を生かせる芝が合う可能性は大。この挑戦は見ものです。
△8 マドンニーナ(牝、櫻田康二厩舎)は前走9着は出遅れが致命傷。スタートを決めて反撃に転じるか。
△1 サンタバーバラ(牡、板垣吉則厩舎)は好枠を生かしたいところ。
<おすすめの買い目>
馬単 7→9・2・4・8・1 9・2→7(7点)
3連単(フォーメーション) 7・9→2・4・7・9→2・4・7・8・9(18点)
(文/松尾康司)