笠松
2023年08月02日
ハーイ距離克服可能「夕時雨特別」(笠松競馬)
8月2日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「夕時雨特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
激戦模様だが、勝ちっぷりの良さが光った◎1 ハーイ(牝6、笹野博司厩舎)から狙いたい。休養明け初戦だった前走は手ごろな構成のB級4組からリスタートし、好位外で流れに乗り、勝負どころの向正面から絶好の手ごたえで馬なりのまま上昇。先に先頭に立った馬を3コーナーで捕らえて競り落とすと、ステッキを入れられることなく悠々9馬身ちぎる圧巻ランで鮮やかに仕留めた。時計の出やすい昨今の馬場ながら直線流してマークした勝ち時計1分28秒8(1400メートル)も優秀。3カ月ぶりの実戦をひと叩きされ、中間はさらに上昇気配がうかがえる。当地マイルは【0・0・1・3】といまいちだが、リフレッシュ休養でスピード、粘りがパワーアップした今なら距離は克服できる。なにより勝ちっぷりの豪快さの魅力が大きい。連勝期待だ。
○5 ファントムルージュ(牝5、田口輝彦厩舎)は勝ちみに遅く、2月のB級4組を最後に勝ち星を挙げられないが、前走のB級2組・2着を含め当地マイル戦で【2・3・1・0】と好成績を残す。1400メートルではスピード負けするが、ゆったり流れるマイル戦では持ち前のしぶとさが最大限に生きてくる。高評価が必要だ。
調子を上げる▲8 パワースカイ(牡5、加藤幸保厩舎)も有力なV候補。鋭い差し脚を近2走連発し、鮮やかに突き抜けている。夏場に強く、差し馬向きの激しい流れになれば3連勝も可能。
今春、再び東海へ移籍した△7 スギノバベル(セン4、水野善太厩舎)は相手なりに走れる堅実駆けタイプ。馬券に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔3・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1→3・5・7・8→3・5・7・8 3・5・7・8→1→3・5・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)