ばんえい
2023年08月12日
条件強化でもコマサンダイヤ「デネブ特別」(ばんえい帯広競馬)
8月12日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「デネブ特別」(B1級-1組)が行われます。
前走B1級-1組・しし座特別1着のマツノタイガーを筆頭に、B1級-3組を2連勝中のコマサンダイヤなど出走10頭全馬が、前3走で1回以上は馬券絡みと好調馬が揃った一戦。重量もしし座特別組は1着マツノタイガーが前走から5キロ増でほか6頭は据え置き。B1級-1組・共和かかし祭記念2着のテッチャンが前走から10キロ増、コマサンダイヤと前走B1級-2組を勝利したアローリキヒメ(牝4、小林長吉厩舎)は前走から30キロ増と、各馬に微妙な増減があり難解なレースといえます。
◎2 コマサンダイヤ(牡6、金田勇厩舎)680キロを本命に推します。今季は使い出しが遅く4戦とレース数は少ないですが、初戦のB1級-5組混合では1着ピンチハチャンスの4秒6差の3着、2戦目のB1級-5組混合ではコマサンタカラからコンマ8秒差の2着、3戦目のB1級-3組ではアローリキヒメを押さえて今季初勝利。1戦ごとにタイムも詰めています。今回はB1級-1組と条件が強化され、重量も一気に30キロ増となりますが、昨シーズンはA1級に在籍していた実力馬で、十分対応できる力は持っています。
○9 テッチャン(牡4、岩本利春厩舎)675キロが対抗です。今季は4勝を挙げている好調馬。今回先行馬はほかにジャパントップ、アローリキヒメといますが、スタートから前半51秒台のペースで進み、障害も51秒台で切ることができるテッチャンが先行力で一歩リードしています。砂が乾くほど先行逃げ切りの勝ちパターンが多く、強烈な先行馬が少ない今回はテッチャンの逃げ切りが期待されます。
▲7 オレノタイショウ(牡8、久田守厩舎)680キロが3番手です。今季は6戦目に初勝利を挙げてからは3、3、2、2、3着と勝ち切れないレースが続いていますが、着差はすべて10秒以内と堅実です。
<おすすめの買い目>
馬単 2→9・7・6・4(4点)
3連単(フォーメーション) 2→9→7・6・4(3点)
(文/小寺雄司)