佐賀
2023年08月12日
先行策でセーリングの巻き返しなるか「盛夏特別」(佐賀競馬)
12日(土)佐賀競馬メイン第5レースは「盛夏特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎10 セーリング(牡6、平山宏秀厩舎)は、前走の文月特別(7月16日、1800メートル)では中団のまま勝ち馬から1秒9差の7着でしたが、4番手からの競馬だった初夏賞(6月3日、1750メートル)、3番手を進んだ前々走の向夏特別(7月2日、1800メートル)では3、2着と馬券圏内を確保しています。今回は文月特別を逃げ勝ったピーチリキュールら同レースの1〜3着馬は揃って不在。前の位置も取れそうなメンバー構成となり、巻き返しが期待されます。
○4 シゲルカンガルー(牡4、九日俊光厩舎)は、前走の文月特別がB級特別初挑戦で、佐賀の中距離戦は初出走。後方から向正面でいい脚で上がっていき、一旦は先行集団に取り付きましたが、直線で伸びを欠き勝ち馬から1秒4差の6着でした。特別戦2戦目でペース慣れしてくれば、前走以上の躍進がありそうです。
▲11 サクセッサー(牡7、山田徹厩舎)は、ここ3戦はB級特別を走り、馬券圏内への進出はありませんが、いずれも先行策を取り、勝ち馬から1秒以内の差で走っています。今回は逃げも打てそうなメンバー構成となり、粘り込みに期待が持てそうです。
△2 ライジングセーラ(牡4、北村欣也厩舎)は、文月特別では先行策を取り、一旦は後ろからきた馬に交わされましたが、直線で再度伸びて4着を確保しています。中距離のB級特別クラスはここまで10戦し、掲示板内に7回進出と堅実な走りを見せています。
また、B級初出走の3歳馬△12 ホームラン(牡3、九日俊光厩舎)も、上位争いに加わる余地はありそうです。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 10・4→10・4・11(4点)
3連単(フォーメーション) 10・4→10・4・11→10・4・11・2・12(12点)
(文/上妻輝行)