兵庫
2023年08月23日
好調アイノカタマリが押し切る「南あわじ市ゆめるん特別」(園田競馬)
23日(水)の園田競馬メイン第11レースに「南あわじ市ゆめるん特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 アイノカタマリ(牡4、新子雅司厩舎)は4月にC1へ昇級してからプレミアムベリーやラブリアージェなど高いレベルの馬と走って敗れ続けていたが、前走は序盤から気合いをつけて初めて逃げる競馬をすると、最後まで脚が止まることなく昇級5戦目にしてようやく勝利を挙げた。今回はさらにB2へ昇級するが、これまで戦ってきた相手と比べると与しやすい印象を受ける。前走のような逃げか、ベラジオホープの外2番手から運ぶことができれば押し切れる。
○5 ベラジオホープ(セン5、栗林徹治厩舎)は前走で連勝がストップ。調子の良さこそ変わらないが、勝ち馬にぴったりマークされて自分のペースで走ることができなかった。今回も後続馬の目標になりそうだが、気分よく逃げることができれば勝ち負けになる。
▲8 メイプルグレイス(牝6、大山寿文厩舎)は少し乗り難しいタイプの馬だが、前走は折り合いを欠くことなく最後まで伸びていた。前走は約4カ月ぶりだったのに対して今回は中2週で状態面の上積みが見込める。引き続き下原理騎手が騎乗しており、前進が期待できる。
☆6 アクイール(牝5、飯田良弘厩舎)の前走は内をぴったり立ち回ることができたが、休み明け2走目のポカなのか思いのほか伸びを欠く結果になった。2走前のように展開がはまった時は強烈な末脚を見せており、一発を警戒したい。
△1 ハクビ(牝5、坂本和也厩舎)の前走は昇級戦でペースの違いにとまどったのか、3コーナー手前から手が動く展開になってしまったが、それでも直線ではもう1度盛り返してきた。昇級2戦目でペースにうまく対応できれば前走以上に差を詰められるだろう。
<おすすめの買い目>
馬単 9→5・8・6・1(4点)
3連単(1軸流し) 9→5・8・6・1(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)