ばんえい
2023年09月02日
ほぼ再戦メンバーならフナノギムレット「長月特別」(ばんえい帯広競馬)
9月2日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「長月特別」(B1級-1組)が行われます。
レース当日の十勝は雨予報で軽めの馬場でのレースが予想されます。出走メンバーは10頭ですが、勢いある4歳先行馬のケイロンとアサゾラ、差し脚鋭いフナノギムレットがどの位置で障害を切れるかがポイントになる特別戦です。スタートから速い流れが予想される今回は、障害の巧拙が勝負を左右します。
◎3 フナノギムレット(牡9、山本正彦厩舎)695キロを本命に推します。前開催の中日スポーツ賞から8頭と多く、再選模様なら出走メンバー中再先着の2着だったこの馬が中心で通ります。今季はB3級で1勝、B2級で2勝。前走の中日スポーツ賞ではスタートからオレノタイショウ、ケイロン、アサゾラらと先行、障害は3番手で切り、降りてすぐにケイロンに交わされて一旦は前の3頭に置かれたものの、盛り返して勝ち馬オレノタイショウから3秒7差の2着でした。今回はコース両隣が障害巧者のケイロンとアサゾラなら、障害次第のフナノギムレットにとっては恵まれたコースといえます。
○4 アサゾラ(牡4、中島敏博厩舎)680キロが対抗です。明けて4歳となり一段と力を付けた1頭です。前走は中日スポーツ賞でしたが、同型のケイロンが作った前半62秒のペースにスタートから果敢に先行、障害もオレノタイショウに続き2番手で切り、直線での叩き合いの末、4秒0差の3着は健闘といえます。
▲2 ケイロン(牡4、鈴木邦哉厩舎)680キロは、このレースの展開を左右する1頭です。中日スポーツ賞でも先行して、いつもながらのレース展開をしたものの、流石に重量が重く失速しましたが、今回は雨で軽い馬場が予想されます。640キロのレースができた時には、逃げ切りもある障害巧者です。
<おすすめの買い目>
馬単 3→4・2・1・5(4点)
3連単(フォーメーション) 3→4→2・1・5(3点)
(文/小寺雄司)