ばんえい
2023年09月10日
障害巧者ノエルブランが押し切り狙う「菊月特別」(ばんえい帯広競馬)
9月10日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「菊月特別」(A1級-1組混合)が行われます。
A1級-1組・涼風特別から3着センリョウボス、5着ノエルブラン、6着ピンチハチャンス、A2級-1組混合・アルタイル特別から2着フナノダイヤモンド(牡8、長部幸光厩舎)、3着ホクセイウンカイなど4頭、5歳オープン・朱雀賞から3着ブルーレジーナ(牝5、大友栄人厩舎)など2頭、重賞・はまなす賞から8着ヤマノコーネルらによる10頭立てです。先行馬が多い一戦では障害の巧拙が勝負を左右します。
◎10 ノエルブラン(牡9、槻舘重人厩舎)710キロを本命に推します。涼風特別は7頭立ての少頭数でしたが先行馬が揃っており、追走だけで終わっています。しかし今回の顔ぶれなら勝負に出た時には前々で競馬ができます。
○8 ホクセイウンカイ(牡4、松井浩文厩舎)695キロが対抗。アルタイル特別でシンエイアロイの3秒4差の3着と健闘しています。今回もクラス混合戦で格上馬が相手ですが、ペースが速くても障害は切れる巧者です。
▲5 センリョウボス(牡9、坂本東一厩舎)710キロが3番手です。今季は11戦して未勝利ですが、3、2走前はヤマノコーネルの0秒3差2着、アアモンドキーマンの5秒9差2着と惜敗。涼風特別はやや離されての3着でしたが、あとひと押しといえます。
(文/小寺雄司)