佐賀
2023年09月10日
石川ダービー馬ショウガタップリが実績上位「西日本ダービー」(佐賀競馬)
10日(土)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第8回西日本ダービー」(3歳所属場デビュー限定、佐賀競馬場2000メートル)。
◎10 ショウガタップリ(牝、金沢・高橋俊之厩舎)は、デビュー戦から前々走まで11連勝。重賞は石川ダービー(6月27日、金沢2000メートル)など6勝を挙げています。前走は黒潮盃(8月16日、大井1800メートル)でヒーローコールから1秒9差の6着に敗れましたが、初遠征で南関東の強豪相手に揉まれた経験は活きてきそう。2戦連続の遠征となる今回はこの馬以外に重賞勝ち馬がいないメンバー構成で優勝争いの筆頭です。鞍上の吉原寛人騎手にとっては佐賀重賞初勝利のチャンスとなります。
○8 グロリアドーロ(牡、兵庫・石橋満厩舎)は、菊水賞(4月6日、園田1700メートル)5着、兵庫ダービー(6月14日、園田1870メートル)3着と、兵庫三冠路線で健闘し、今回は兵庫ダービー以来約3カ月ぶりの出走です。姫路2000メートルでの勝利実績もあり、休養明け初戦から力を出せる状態なら優勝争いは可能でしょう。
▲12 ミヤノウッドリー(牝、佐賀・東眞市厩舎)は、重賞では未勝利ですが馬券圏内には4度進出。佐賀三冠では前走のロータスクラウン賞(8月13日、佐賀2000メートル)2着など、3戦いずれも佐賀デビュー馬として最先着を確保しています。地の利を活かして優勝争いに食い込みたいところです。
そのほか、東海ダービー(名古屋2100メートル)2着の△2 ツミキヒトツ(牡、笠松・笹野博司厩舎)、黒潮皐月賞(高知1400メートル)3着の△4 グラティアスグー(牡、高知・川野勇馬厩舎)ら地元の三冠戦での上位馬に注目でしょう。
(文/上妻輝行)