岩手
2023年09月17日
相手緩和でオオイチョウ「ジュニアグランプリ」(盛岡競馬)
17日(日)盛岡競馬メイン第9レースは、2歳の地方全国交流「第25回ジュニアグランプリ」(2歳、盛岡競馬場芝1600メートル)。
◎9 オオイチョウ(牡、北海道・小国博行厩舎)は門別1100メートルの新馬戦を快勝。2戦目のマイル戦3着からJRA札幌のクローバー賞へ挑戦。7着に終わりましたが、勝ち馬から1秒2差。初芝を考えればまずまずの内容と見ていいでしょう。メンバーが大幅に緩和され、絶好の勝機を迎えました。
○4 トワイライトウェイ(牡、北海道・田中淳司厩舎)はデビュー戦が2着でしたが、勝ったオスカーブレインはのちに重賞・サッポロクラシックカップを圧勝。2戦目は4着に終わり、2カ月半ほど休養。復帰戦を逃げ切り、待望の初勝利を飾りました。芝は未経験ですが、田中淳司調教師は過去このレースを3度優勝。適性を見込んでの参戦は明らかです。
▲12 マコトロクサノホコ(牡、北海道・角川秀樹厩舎)は4戦1勝、2、3着各1回からJRA札幌のコスモス賞へ挑戦。追走に手こずりましたが、貴重な経験になったはず。いい脚を長く使えるのが武器。ペースが速くなれば一気に突き抜けるシーンまで。
△1 エイシンコソンテ(牝、櫻田康二厩舎)は門別1000メートルの新馬戦を3馬身差で完勝。その後は精彩を欠いて岩手入り。初戦をあっさり逃げ切りました。母はJRAの芝・ダート短距離で5勝。好枠から一気押し切るか。
△8 セイバイラック(牝、佐々木由則厩舎)はデビュー2戦とも芝で連続2着。この経験を活かしたいところ。
△6 マイベネラブル(牡、北海道・齊藤正弘厩舎)は3戦目の門別1000メートル戦で豪快なまくりを決めて快勝。直線の叩き合いに持ち込めば台頭十分。
(文/松尾康司)