佐賀
2023年09月17日
北海道デビューのビーアライブとシーブレの争い「アンタレス特別」(佐賀競馬)
17日(日)佐賀競馬メイン第5レースは「アンタレス特別」(2歳、佐賀競馬場1400メートル)。
◎6 ビーアライブ(牝、真島元徳厩舎)は、6月に門別1000メートルでデビューし、逃げて勝ち馬からコンマ4秒差の3着でした。門別では2戦し、前走の2歳2組(8月12日、1400メートル)が佐賀転入初戦。ムーンスペシャルとの先頭争いを制して逃げを打ち、終始同馬の追走を受けましたが、逃げ切ってフークファンタジーに3馬身(コンマ6秒)差を付ける快勝でした。今回は特別戦ですが、前開催の九州ジュニアチャンピオン(9月3日、1400メートル)の上位馬は不在で、再度の逃げ切りも十分狙えそうなメンバー構成となりました。
○4 シーブレ(牝、渡辺博文厩舎)は、門別1戦(6着)から8月に佐賀へ転入。佐賀では2歳5組(8月16日、1300メートル)、2歳2組(9月3日、1300メートル)と2連勝しています。こちらも特別初挑戦ですが、相手強化はそれほどでもなく、北海道デビュー馬2頭の優勝争いとなりそうです。
▲2 カシノルーカス(牡、古賀光範厩舎)は、九州産スーパーホープフルデビュー(6月17日、900メートル)で勝利を収め、特別2戦(6着、2着)のあと前走はひまわり賞(8月26日、JRA小倉芝1200メートル、九州産)に挑戦し、佐賀勢最先着の6着でした。遠征の経験を活かし上位争いに食い込みたいところです。
△5 サガノオウマサン(牡、土井道隆厩舎)は、前々走の2歳4組(8月13日、1300メートル)を勝利し、前走の2歳2組ではシーブレから1馬身半(コンマ3秒)差の2着と、ここまでの3戦いずれも馬券圏内を確保。ここでも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)