null

障害巧者センリョウボスが主役「田山産業ばん馬大会記念」（ばんえい帯広競馬）

9月30日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「田山産業ばん馬大会記念」（A1級-1組）が行われます。

4歳重賞・銀河賞から5着シンエイアロイ、7着ヤマノコーネル（牡4、今井茂雅厩舎）の2頭、7月のとかち桂冠賞2着以来となるコウテイ、オープン混合の玉泉館特別から6着シンエイボブ、A1級のデイリースポーツ杯から1着センリョウボスなど2頭、A2級-1組の千樹橋特別の1着ダイリンファイターなど3頭、ばんえいスタートロフィーから6着トワトラナノココロと異なる路線からの出走馬10頭で、比較が難しい一戦です。週末は晴れ一時雨の予報で微妙な馬場状態のなかでの競馬になりそうです。

◎10 センリョウボス（牡9、坂本東一厩舎）725キロを本命に推します。A1級で好走を続けている実力馬で、前走デイリースポーツ杯で今季初勝利を挙げています。近走は勝ち切れないレースが続いていましたが、障害は常にひと腰で切れているのが好調の要因といえます。デイリースポーツ杯でも2、3番手を進み、障害はひと腰3番手、直線では逃げるオールラウンダーを残り10メートル手前で交わし、結果2着ネオキングダムに2秒9差をつけて快勝しています。前走から重量が15キロ増となり、先行馬も多いメンバー構成ですが、今の馬場は障害の巧拙が勝負を左右します。

○6 コウテイ（牡6、槻舘重人厩舎）725キロが対抗です。先行馬がダイリンファイター、オールラウンダーと多いメンバー構成ですが、コウテイも先行力自慢で、スピードと障害力では一歩リードしています。今季はA1級で1勝を挙げています。勝ち切れないレースが続いていますが、前走ではオープン格のアオノブラック相手に3秒9差の2着と健闘。その後は暑い時期を休養に充て、十分にリフレッシュされて仕上がりも万全で挑みます。

▲3 オールラウンダー（牡8、長部幸光厩舎）725キロが3番手です。今季3勝を挙げている先行力自慢です。前走のデイリースポーツ杯でも1番手で障害を切り、直線も快調に逃げ、センリョウボス、ネオキングダムに交わされて3着に敗れたものの、見せ場は十分のレース内容でした。