null

好センスのミトノウォリアー軸「セレクトゴールド第3戦」（名古屋競馬）

10月4日（水）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA認定「セレクトゴールド第3戦」（2歳・名古屋所属馬限定、名古屋競馬場1500メートル）。

8月の準重賞・若駒盃を鮮やかに抜け出した◎3 ミトノウォリアー（牡、角田輝也厩舎）がやはり中心だ。前走の認定競走・セレクトゴールド第2戦は、勝ち馬の切れに屈し2着に留まった。しかしコースへの砂補充で重たくなったインを終始通って先行したロスが粘りに響いたようだ。しかしそれでも1馬身差2着に健闘し、自己ベストタイムを更新した内容はむしろ評価できる。なによりデビュー戦から3戦パーフェクト連対を誇り、まだ底を見せていない。常に前々でレースを運べる好センスの持ち主でもある。末脚を伸ばした追い切りでのシャープな動きが光り、依然好気配をキープする。軸馬に一番ふさわしい。

今年の名古屋・新馬戦での勝ちっぷりとタイムの良さが際立った○5 ネッサローズ（牝、安部幸夫厩舎）が巻き返しに燃えている。前走の認定競走・セレクトゴールド第1戦は内でもまれる競馬で競走リズムに乗れず、直線では寄れて若さも見せ、力を出し切れず4着に終わった。しかし併せ馬の追い切りで格上A級馬に先着するなど、非凡な能力をアピールする。スムーズな競馬ができれば素早い反撃が可能。

転入戦に続いて認定競走V2を狙う▲10 ニジイロハーピー（牝、角田輝也厩舎）も有力なV候補。先行有利の馬場も味方にした押し切りだったが、レベルの高い北海道で2度連対した実績の証だった。連勝ゴールは十分。

強さとモロさが同居するが、鮮やかな勝ちっぷりから潜在能力の高さがうかがえる△9 ジャズボーカル（牝、角田輝也厩舎）も軽視禁物。