兵庫
2023年10月31日
好調リュヌダムールが4連勝を目指す「但馬牛特別」(園田競馬)
31日(火)の園田競馬メイン第10レースに「但馬牛特別」(B1B2、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎4 リュヌダムール(牝5、小牧毅厩舎)は820メートルに路線を変えてから3連勝中。前走は55キロを背負っていたこともありスタート後は他馬より出脚がつかなかったが、そこから二の脚の速さを生かしてハナを奪いそのまま逃げ切った。今回は昇級戦になるが、前走から2キロ軽い53キロは有利になる。先行力を発揮して4連勝を決める。
○1 メイショウオリジン(牝4、野田忍厩舎)は前走4着で820メートル戦では6戦ぶりに3着以内を外したが、前走は他にテンの速い馬がいてマイペースに持ち込めなかったことが敗因。前半である程度リードを奪って粘り込みたい。
▲9 メイショウサトワ(牡5、小牧毅厩舎)はゲートが不安定だが、今回は大外枠に入って枠内で待たされる心配がなく、出遅れることはなさそうだ。リュヌダムールやメイショウオリジンは53キロでそれより4キロ重い57キロを背負わされるが、スピードは遜色なし。吉村智洋騎手を起用してきたことからも勝負気配が漂う。
☆2 ダウンタウンスピカ(牝6、田中道夫厩舎)は不調だった夏場に比べると明らかに気配は上向いている。前走は外枠から内にうまく潜り込めたことが好走の要因になったが、今回は絶好の内枠を引いており、序盤からうまく内々を立ち回れそうだ。上位争いになる。
△8 ポッドヘイロー(牡4、北野真弘厩舎)の前走は58キロが明らかに厳しかった。今回は2キロ減の山本屋太三騎手を起用して55キロになり手ごろな斤量になった。積極的に先行できれば2走前の再現を狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)