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ビービークラージュら降級馬の争い「長崎街道境原宿特選」（佐賀競馬）

8日（日）佐賀競馬メイン第4レースは「長崎街道境原宿特選」（C1級、佐賀競馬場1300メートル）。

◎6 ビービークラージュ（牡5、中川竜馬厩舎）は、夏場の北海道での4戦は後方からの競馬で、そのうち3戦では勝ち馬に2秒前後の差を付けられていましたが、佐賀転入初戦のB級4組（9月23日、1400メートル）では先行策を取り、勝ち馬からコンマ4秒差の3着を確保しています。佐賀2戦目の今回は10月の番組賞金カットでC1級へ降級しての一戦。先行押し切りまで狙いたいところです。

○1 エガオガキュート（牝5、矢野久美厩舎）は、前々走の長崎街道中原宿特選（8月26日、1400メートル）を逃げ切って勝利し、B級へ昇級。前走はビービークラージュと同じB級4組に出走し、逃げて3コーナー手前で先頭を奪われたあとも直線半ばまで前で粘っていましたが、そこから盛り返すことはできず勝ち馬から1秒9差の7着に終わりました。こちらもB級では1戦のみでC1級へ降級しており、巻き返しが期待できそうです。

▲9 ベアデブリン（牡3、土井道隆厩舎）は、川崎からの転入初戦です。南関東では未勝利でしたが、2歳時には川崎若駒オープン（川崎1600メートル）での2着など、2着4回、3着1回の上位実績があります。3歳時は苦戦していましたが、南関東C1級から佐賀C1級へと編入され、相手関係が楽になっての浮上が期待されます。

そのほか、直近のB級戦では不振でしたが、△2 テイエムウイン（牡4、平山宏秀厩舎）、△5 アロハロック（牝5、真島正徳厩舎）、△11 ケプチャン（牡5、東美義厩舎）らはB級での上位実績もあり、巻き返しを警戒したいところです。