佐賀
2023年10月14日
鳥栖大賞最先着のヒストリーメイカー中心「由布岳賞」(佐賀競馬)
14日(土)佐賀競馬メイン第4レースは「由布岳賞」(A1級、佐賀競馬場1860メートル)。
◎7 ヒストリーメイカー(牡9、手島勝利厩舎)は、前走の鳥栖大賞(9月24日、2000メートル)では先行集団に付けていました。早めに先頭に立ったアラジンバローズ(兵庫)とデュープロセス(大井)の優勝争いからは引き離され、勝ったアラジンバローズからは2秒5差を付けられましたが、佐賀最先着の3着は確保しています。
○4 ドゥラリュール(セン10、真島元徳厩舎)は、4月の休養明け後は6戦し、3走前に脊振山特別(7月22日、1750メートル)を勝利するなど、鳥栖大賞(6着)以外の5戦では掲示板内を確保と安定して力を発揮しています。佐賀王冠賞(7月9日、2000メートル)、九州チャンピオンシップ(8月20日、1750メートル)の両レースは2着ヒストリーメイカー、3着ドゥラリュールでしたが、両馬の差は僅かなもので、今回はこの両馬の優勝争いとなりそうです。
▲3 ビートザウイングス(セン6、中川竜馬厩舎)は、JRAでは主に芝の中長距離を使われ芝2000メートルで2勝。鳥栖大賞が佐賀転入初戦で、前の集団からは離れた8番手から向正面から前との差を詰めていき、最後は3着争いに参加して3着ヒストリーメイカーから3/4馬身(コンマ2秒)差の4着でした。佐賀2走目の今回も上位争いが期待されます。
△5 ミスカゴシマ(牝6、平山宏秀厩舎)は、古馬になってからは短距離路線を使われていましたが、昨年末の中島記念(1800メートル)3着以降は中距離戦にも度々出走し、前々走の九州チャンピオンシップでは古馬中距離重賞を初勝利しました。
(文/上妻輝行)