佐賀
2023年10月28日
ロンドンテソーロとシゲルタイタンの先行争い「周防灘賞」(佐賀競馬)
28日(土)佐賀競馬メイン第5レースは「周防灘賞」(A1級、佐賀競馬場1300メートル)。
◎1 ロンドンテソーロ(牡7、鮫島克也厩舎)は、2連勝で臨んだ前走の佐賀オータムスプリント(10月15日、1400メートル)では、逃げを打ちましたが終始外からシゲルタイタンに併走されました。それでも直線半ばまで先頭をキープし、最後に交わされて4着に敗れましたが、勝ったタケノサイコウとの差はコンマ2秒差とわずかなものでした。今回もシゲルタイタンとの先行争いとなりそうですが、1300メートル戦へと変わり、押し切り勝ちまで狙えそうです。
○5 シゲルタイタン(牡6、九日俊光厩舎)は、佐賀オータムスプリントが川崎からの転入初戦。逃げたロンドンテソーロの外を併走し、4コーナーで一旦は振り切られたものの、直線で伸びてタケノサイコウからクビ(コンマ1秒)差の2着に食い込みました。今回は前走の上位5頭のうち、勝ち馬と5着馬が不在となり、再度の優勝争いが期待できそうです。
▲3 ウインヒストリオン(牡8、井樋明正厩舎)は、7月から9月にかけ門別のA級1200メートル戦を4戦し、いずれも掲示板内を確保しています。佐賀転入初戦の今回も、引き続き上位争いとなりそうです。
△4 ニュートンテソーロ(牡6、東眞市厩舎)は、5月の佐賀転入後はA級特別クラスを3戦し、1勝、2着1回の好成績を挙げています。6月以来の休養明け初戦ですが、警戒しておきたい1頭です。
△6 エスケイファースト(牡8、山田義人厩舎)は、佐賀オータムスプリントでは3番手を進み、4コーナーで前との差が開き8着に敗れましたが、勝ち馬との差はコンマ6秒。巻き返しは可能な差でしょう。
(文/上妻輝行)