佐賀
2023年10月29日
佐賀王冠賞勝ちのタガノファジョーロ戦線復帰「国見岳特別」(佐賀競馬)
29日(日)佐賀競馬メイン第9レースは「国見岳特別」(オープン、佐賀競馬場2000メートル)。
◎4 タガノファジョーロ(牡7、九日俊光厩舎)は、昨年は10月に佐賀転入し、九州大賞典2着、中島記念4着と重賞で上位に進出。年明けにB級へ降級し、初戦は4着でしたが、2戦目に勝利するとそこから7戦連続で馬券圏内を確保(3勝)と安定した成績を残しています。前走の佐賀王冠賞(7月9日、2000メートル)でヒストリーメイカーに1馬身半(コンマ3秒)差を付け重賞初制覇。今回はそれ以来の休養明け初戦ですが、九州大賞典(11月12日、2500メートル)へ向け、勝って弾みとしたいところです。
○7 ドゥラリュール(セン10、真島元徳厩舎)は、今年の勝ち星は1勝のみですが、重賞でも佐賀王冠賞、九州チャンピオンシップ(8月20日、1750メートル)ともに3着と健闘しています。前走の由布岳賞(10月14日、1860メートル)では逃げを打って最後はヒストリーメイカーに2馬身(コンマ4秒)交わされての2着でしたが、今回は同馬は不在となり、逃げ切り勝ちも狙えそうなメンバー構成となりました。
▲10 ユーアーマイソウル(牡6、手島勝利厩舎)は、4、5月にB級中距離戦を2連勝してA2級へ昇級後は、短距離のA級普通競走を8戦し、うち7戦で連対(4勝)しています。今回はA級特別初挑戦ですが、上位進出の余地は十分ありそうです。
そのほか、由布岳賞3着の△2 スピネル(牡5、池田忠好厩舎)、同5着の△6 ビートザウイングス(セン6、中川竜馬厩舎)、佐賀王冠賞4着の△8 シャンパンクーペ(牡7、山田徹厩舎)らも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)