岩手
2023年11月19日
初の2600mでも主役はノーブルサターン「北上川大賞典」(盛岡競馬)
19日(日)盛岡競馬メイン第12レースは岩手競馬の最長距離戦「第45回北上川大賞典」(盛岡競馬場ダート2600メートル)。
◎1 ノーブルサターン(牡9、板垣吉則厩舎)は昨年12月に転入。トウケイニセイ記念、桐花賞と重賞2連勝を飾ってシーズンを終了。今季も休み明け2戦目のシアンモア記念を完勝しました。前走は5着でしたが、大幅な体重減も影響した印象。19年マーキュリーカップJpnIII・2着に、桐花賞優勝なら距離2600メートルもこなせるはず。重賞5勝目に王手をかけました。
○4 フレイムウィングス(セン6、酒井仁厩舎)は中央ダート2勝、南関東1勝・B1から岩手入り。勝ちみに遅く2着が最高ですが、シアンモア記念4着、一條記念みちのく大賞典3着とビッグレースで上位を確保。マーキュリーカップJpnIIIでは岩手最先着を果たしました。東京カップけやき賞3着後はここに照準を合わせて態勢万全。
▲10 スズカゴウケツ(牡6、千葉幸喜厩舎)は名古屋から再転入後、シアンモア記念、一條記念みちのく大賞典で2着に健闘し、高配当を演出しました。休養明けの岩手県知事杯OROカップ8着でしたが、ひと叩きされて前回完勝。距離対応がカギですが、好調サイクルをキープ。
△11 マイネルアンファン(牡8、板垣吉則厩舎)は南関東B1から転入して5勝マーク。相手強化ですが、大井A2以下・2000メートル戦を快勝しており、2600メートルは望むところ。
△5 レールガン(牡6、佐藤浩一厩舎)は北上川大賞典で一昨年2着、昨年3着と長丁場で本領を発揮。前回快勝で弾みもつきました。
△7 ゴールドギア(牡8、伊藤和忍厩舎)は転入後、芝ダートを問わず毎回好走。あすなろ賞2着でダートも問題なしを証明。
(文/松尾康司)