兵庫
2023年11月14日
アグネスシュウら3歳馬が上位形成「ARとアートのまち加東特別」(園田競馬)
14日(火)の園田競馬メイン第11レースに「ARとアートのまち加東特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎12 アグネスシュウ(セン3、岡田利一厩舎)は兵庫に転入してから5戦3勝。特に今回も対戦するオズモポリタンを抑えて逃げ切った2走前が強く、ここで本格化したかと思われた。しかし前走は好位のインで進めていたが、砂を被ったことに嫌気を差して3コーナーでまさかの失速。そこから直線で盛り返して3着まで来たが、思わぬ弱点が出てしまった。それでも改善点が見つかったことは収穫だった。今回は外枠に入っており、砂を被らずに進めることができる。巻き返しといきたい。
○11 オズモポリタン(牝3、諏訪貴正厩舎)は2走前にアグネスシュウに完敗したが、勝ち上がりで1キロ重い55キロを背負っていたうえに、後ろから追いかける馬には厳しい馬場だったことを考えると悲観する内容ではなかった。再びアグネスシュウとの対決になるが、徹底マークで逆転を狙う。
▲4 ナムラオリビア(牝3、土屋洋之厩舎)は前走7着に敗れて園田で初めて3着以内を外したが、出遅れて位置取りが悪くなり力を出し切れなかった。上位2頭と比べると時計面で分が悪いが、それでも先行できれば再び上位争いになる。
☆7 グリーナリー(牡6、高本友芳厩舎)は2走前に戦列復帰してからまだ見せ場がないが、夏負けしていた当初に比べると徐々に動きに切れ味が出てきた。前がもつれる展開になると浮上する。
△5 プラソン(牝4、碇清次郎厩舎)は今回も積極的にハナを狙ってくる可能性が高い。叩き2走目で前走より粘れる。
△10 ベラジオホープ(セン5、栗林徹治厩舎)も逃げ馬候補の1頭だが、外枠なら包まれる心配がなく、控えて競馬ができる。56キロに戻る点もプラスになる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)