ばんえい
2023年11月05日
マルホンリョウユウの二冠なるか「ばんえい菊花賞」(ばんえい帯広競馬)
11月5日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第48回ばんえい菊花賞」(3歳)が行われます。
別定戦で、最軽量680キロが牝馬のベニサクラとスーパーチヨコで、トップハンデが720キロのマルホンリョウユウ、タカラキングダム(牡、小林長吉厩舎)、キョウエイプラスの3頭ですが、前哨戦の秋桜賞を勝っているマルホンリョウユウが人気を集めそうな一戦です。
◎3 マルホンリョウユウ(牡、金田勇厩舎)720キロを本命に推します。3歳三冠レースの第一弾・ばんえい大賞典で2着ホクセイタイヨウに3秒0差を付けて重賞初優勝を飾っています。その後、3、4歳のはまなす賞では9着と敗れていますが、相手強化と敗因もはっきりしていて度外視できるもの。前哨戦の秋桜賞でも快速牝馬スーパーチヨコを押さえて快勝しています。2歳時にはナナカマド賞3着、翔雲賞2着、イレネー記念も2着と毎回健闘しています。今年3歳三冠に唯一挑戦権があるマルホンリョウユウが大障害に挑みます。
○6 キタノミネ(牡、槻舘重人厩舎)700キロが対抗です。今季はメンバー最多の6勝を挙げています。重賞実績はありませんが、その先行力と障害の巧みさは前走の秋桜賞で大外10コースから果敢に先行して障害も1番手で切り、直線でも先頭をキープしていましたが結果は3着。今回はトップハンデと20キロ差を生かして前残りを狙います。
▲8 アシュラダイマオー(牡、松井浩文厩舎)710キロが3番手です。イレネー記念優勝馬ですが今季は未勝利。展開に左右されることが多い馬ですが、叩き合いになった時には確実に末脚を伸ばして来るタイプで一発を秘めています。
(文/小寺雄司)