笠松
2023年11月10日
ゼンダンクラージュ実力上位「ムジカ特別」(笠松競馬)
11月10日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「ムジカ特別」(A級4組、笠松競馬場1400メートル)。
抜けた存在不在で混戦ムードだが◎6 ゼンダンクラージュ(セン4、笹野博司厩舎)からの狙いがベター。前走は手ごろな構成のA・B級混合戦だったが、ひと息入った約2カ月半ぶりの実戦でも鋭く脚を伸ばして連対キープに成功。休養前にA級5組(6月)1着、A級2組特別(7月)でも0秒4差3着に好勝負した力の再証明だった。久々をひと叩きしたことで中間気配はアップ。馬なりながら前走時以上の好タイムをマークしシャープな動きを見せた。これと言った強敵不在の4組でもある。A級・2勝目へ、視界が広がる。
クラス慣れが見込める○9 モーニングフジ(牝5、水野善太厩舎)が逆転候補筆頭。7月戦から5走連続して馬券貢献中と好調を維持。昇級戦だった前走の4組でもしぶとく追い込んで1秒1差3着といきなりA級でメドを立ててみせた。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合。地力アップした姿をここも披露するか。
▲5 ロワシャンパーニュ(牡6、笹野博司厩舎)は距離、相手を問わず安定した先行力が発揮でき、堅実な成績を残す。昇級初戦だが相手なりに走れて好勝負が可能。
△2 トーセンキッド(牡4、後藤正義厩舎)はさばきにくい2枠スタートがポイントになるが、速い流れで差し馬向きの展開になれば突き抜けていい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)