佐賀
2023年11月26日
連覇を狙うダイリンウルフ「ウインターチャンピオン」(佐賀競馬)
26日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第6回ウインターチャンピオン」(佐賀競馬場1400メートル)。
◎12 ダイリンウルフ(牡6、真島元徳厩舎)は、昨年は11月に大井から佐賀へ再転入し、石川倭騎手を鞍上に2連勝でウインターチャンピオンを勝利。今回は人馬ともに連覇の掛かる一戦です。今年は3月から5月にかけ6戦連続で馬券圏内を確保(2勝)。8月以降は北海道に移籍し3戦し、前走のA1級特別(10月24日、門別1600メートル)を勝利しています。リュウノシンゲンとはここまで4度対戦し、いずれも先着されていますが、それほど大きな力量差はなく、逆転も十分に可能でしょう。
○2 リュウノシンゲン(牡5、山田徹厩舎)は、7月の吉野ヶ里記念(1400メートル)連覇のあとは休養し、前走の有明海賞(11月11日、1400メートル)が復帰初戦。ユーアーマイソウルの3番手を進みましたが、内で包まれる形で道中は流れ、直線で外に持ち出しましたが伸びきれずキングキャヴィアから1秒3差の6着と、佐賀勢同士の争いでは初めて連対を外しました。力量上位の存在だけに、早めに外に持ち出せる展開となれば、巻き返してきそうです。
▲8 ロンドンテソーロ(牡7、鮫島克也厩舎)は、佐賀初出走だった吉野ヶ里記念はリュウノシンゲンから1秒2差の6着でしたが、同馬が不在のその後の5戦では3勝を挙げています。
そのほか、B級特別を2戦連続で圧勝し、A級初戦から重賞挑戦の△9 ジョンソンテソーロ(牡4、東眞市厩舎)、有明海賞で佐賀初勝利を挙げた△10 キングキャヴィア(牡6、中川竜馬厩舎)など近走好調馬も多く、難解な一戦となりました。
(文/上妻輝行)