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3歳トーホウランボの連勝なるか「師走特別」（笠松競馬）

12月11日（月）の笠松競馬メイン第10レースは「師走特別」（A級4組、笠松競馬場1400メートル）。

上位馬の評価差わずかだが、前走を完勝で飾った◎10 トーホウランボ（牝3、原口次夫厩舎）の余勢が魅力だ。初の笠松出張戦だった前走はA・B級混合戦で手ごろな相手だったとはいえ、2番手を追走し4コーナー先頭から突き放しての4馬身差完勝。勝ち時計は1400メートル・1分28秒2と優秀で改めて能力の高さをアピールした。中央時に芝ながら2歳新馬戦で2着の実績があり、東海転入後の8月にはJRA未勝利との交流戦を勝ち切るなど力の裏付けは十分。伸びゆく3歳フレッシュで、コース慣れが見込める当地2戦目でもある。相手が強化されるA級4組参戦でも連勝の期待は当然。

上り詰める勢いある○4 シャローナ（牝4、田口輝彦厩舎）も魅力いっぱい。夏の休養効果が出て復帰後5戦4勝と快進撃が続く。近2走はB級1組特別に、A級昇級初戦だった5組をともに先行押し切りと価値ある連勝を飾る。直線の競り合いに強く、しぶとく高い先行力も備わっている。

▲9 ゼンダンクラージュ（セン4、笹野博司厩舎）はA級昇級後1勝に留まるが、差し馬ながら相手なりに走れて大崩れが少ないタイプ。ひと息入った復帰後の近3走も2、2、3着といずれも勝ち負けを演じる。テンが速くなるなど差し馬向きの流れになれば突き抜けていい。

△8 ホープアイランド（牝3、栗本陽一厩舎）は前走久々に崩れたが、スムーズに流れに乗れれば反撃が期待できる。