岩手
2023年12月04日
850mのスペシャリストが集結「スプリント特別」(水沢競馬)
4日(月)水沢競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、水沢競馬場850メートル)。
◎2 ダイセンメイト(牝4、菅原勲厩舎)は金沢2勝、名古屋で1戦を使って転入。当初、1400メートル2戦は着外に沈みましたが、スーパースプリント路線へシフトすると持てるスピードをフルに発揮。水沢850メートル7勝、盛岡1000メートルでも3勝をあげ、秘めた素質を全面開花させ、二けた10勝をあげました。特に850メートルでは7戦7勝とパーフェクトな成績を誇り、待ちに待った舞台。外を追走できれば控える競馬も問題なく、連勝態勢が整いました。
○1 アヴェントゥリスト(牡7、千葉博次厩舎)はノドに持病を抱えているため好、凡走の落差が激しいタイプ。ここ3戦は距離、展開も向かず着外に沈みましたが、今回は14戦6勝、2着5回と最も得意とする水沢850メートル戦。スタートセンスがすばらしく絶好枠を引き当てたのも好材料。ダイセンメイトは強力ですが、枠差を利して逃げ切りまで。
▲7 カタナ(牡8、畠山信一厩舎)は850メートル重賞・早池峰スーパースプリント3着。その後は休養を余儀なくされ、復帰2戦は10、8着でしたが、走り頃の休み明け3戦目。ベストの条件で復活の勝利を目指します。
△6 カルーナブルガリス(牝4、飯田弘道厩舎)も850メートルのスペシャリスト。過去2勝、2着4回、3着2回とすべて馬券対象になり、近走のうっ憤を晴らしたいところ。
△4 ケイアイサクソニー(牡7、櫻田浩樹厩舎)は昨年のOROターフスプリントを圧勝。ダートは若干割り引きが必要ですが、短距離ならこなせます。
(文/松尾康司)