兵庫
2023年12月01日
立て直してきたウインドケーヴ中心「なにわの畜産ひろば特別」(園田競馬)
12月1日(金)の園田競馬メイン第11レースに「なにわの畜産ひろば特別」(A2B1、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎3 ウインドケーヴ(牡4、柏原誠路厩舎)は3歳時に比べると折り合い面で成長しており、破竹の7連勝を遂げていたのも納得できる。前走は切れ味のあるグリーンシアターに差されて2着に敗れたが、その後は夏休みを挟んでも、その間も緩めることなく順調に乗り込まれており力を発揮できる。少頭数で気分よく前で運べそうだ。
○4 メイショウシマト(牡5、長倉功厩舎)は3走前に復帰してから3連勝中。昇級戦でも力は一枚上の存在だが、今回は初めての1700メートルでどう対応するのかが鍵になる。それでも田中学騎手の代打で吉村智洋騎手が騎乗しており心配は杞憂に終わるか。
▲8 ソニンクヴァース(牝4、柏原誠路厩舎)は2走前から中距離にシフトしているが、折り合い面の不安はなく柔軟に対応できている。2走前は52キロの恩恵があって牡馬を相手に善戦しているが、今回は55キロを背負っており正念場になりそうだ。
☆2 カキエモン(牡5、諏訪貴正厩舎)は一瞬しか脚を使えない馬だけに脚の使いどころが鍵になるが、調子自体は絶好調。ここ2走に比べると相手関係は恵まれており、逆転があってもおかしくない。
△7 ホクザンゴールド(牡4、橋本忠明厩舎)は使い詰めになるが好調をキープしている。今回は逃げ馬不在で4走前のような楽逃げになると侮れない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)