佐賀
2023年12月02日
強敵不在でアインジェニーに勝機「ローズ特別」(佐賀競馬)
12月2日(土)佐賀競馬メイン第5レースは「ローズ特別」(B級、佐賀競馬場1300メートル)。
◎7 アインジェニー(牝5、山田徹厩舎)は、7月のC1級3組から前走のA2・B級(11月20日、1400メートル)まで7戦連続連対中(3勝)です。B級特別クラスでは3走前のコスモス特別(10月22日、1400メートル)、前々走のさざんか賞(11月4日、1400メートル)を2戦し、ともにジョンソンテソーロから1秒5程度の差を付けられましたが2着を確保。同馬は前開催は重賞のウインターチャンピオンに挑戦し2着となった実力馬で、相手が強すぎました。今回は強敵不在となり、特別初勝利も十分狙えそうです。
○3 シオラパルク(セン8、中川竜馬厩舎)は、9月の佐賀転入後は短距離のB級特別クラスを5戦し、うち3戦で馬券圏内を確保。今回と同じ1300メートル戦は転入初戦だった5走前のりんどう特別(9月17日)で勝ち馬から3/4馬身(コンマ2秒)差の2着でした。今回のメンバー構成なら、再度の優勝争いを期待したいところです。
▲6 ポケットカラキュン(牝4、柳井宏之厩舎)は、前走のサフラン特別(11月19日、900メートル)がB級特別初挑戦。モーモーレッドら2頭の先行争いからは離れた中団を進み、前との差を詰められずに同馬から1秒1差の7着でした。先行有利な900メートル戦ならさほど悲観する内容ではなく、この距離での巻き返しも可能でしょう。
△9 リネンコジーン(牡8、濱田一夫厩舎)は、昨年9月の佐賀転入後に掲示板外に敗れたのは2度だけと堅実に上位を確保。B級特別クラスでの馬券圏内進出はまだありませんが、引き続き上位争いが期待されます。
(文/上妻輝行)