ばんえい
2023年12月03日
格最上位スーパーチヨコが主役「ばんえいオークス」(ばんえい帯広競馬)
12月3日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第48回ばんえいオークス」(3歳牝馬)が行われます。
定量戦のため、出走10頭全馬が670キロの重量となります。格付けはB1級のスーパーチヨコからB4級のリバティクイーンら6頭まで最大3クラス差ついています。ばんえい菊花賞で9着と敗れているスーパーチヨコが中間の稽古も強めて動きも良く、相手関係にも恵まれ主役で通ります。
◎10 スーパーチヨコ(長部幸光厩舎)670キロを本命に推します。前走はばんえい菊花賞9着と敗れています。B1格付けです。持ち前のスピードで2歳デビューから3連勝、牝馬重賞・黒ユリ賞ではベニサクラを2秒9差押さえて重賞初制覇。前走のばんえい菊花賞では障害を3番手で切ってから、直線一旦は2番手まで上がる見せ場を作り、ゴール直前にスタミナが切れて転倒していますが、勝負は紙一重で度外視できるもの。ここは格上のスーパーチヨコがスピードで圧倒します。
○2 ルイズ(槻舘重人厩舎)670キロが対抗です。B2格付けです。今季はB4級からのスタートで、7月のB4級-3組でサカノカイリキに5秒7差をつけて今季初勝利、続くB4級-2組ではコウシュハメジャーに14秒9の大差をつけて圧勝、B3級-1組混合でもホクセイキムタクに9秒4差をつけて3連勝を飾っています。B2に昇級後も2走前にジェイライフに6秒7差をつけて今季5勝目を挙げている障害力自慢です。
▲9 ベニサクラ(槻舘重人厩舎)670キロが3番手です。黒ユリ賞の2着馬で、今季は14戦して3勝、2着5回の成績を挙げています。持ち前のスピードと障害力で逃げ切るのが勝ちパターンです。
(文/小寺雄司)