佐賀
2023年12月10日
遠征帰りのヒストリーメイカー優位「宝満山特別」(佐賀競馬)
10日(日)佐賀競馬メイン第9レースは「宝満山特別」(A1級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎3 ヒストリーメイカー(牡9、手島勝利厩舎)は、前々走の由布岳賞(10月14日、1860メートル)で佐賀コースでの初勝利を挙げました。4番手を進むと、逃げたドゥラリュールを直線で2馬身(コンマ4秒)交わしています。前走は東海菊花賞(11月16日、名古屋2100メートル)へ遠征し、後方からの競馬でしたが、3〜4コーナーで内から位置取りを上げていき、アンタンスルフレ(名古屋)からコンマ6秒差の3着に進出しました。佐賀に戻った今回、九州大賞典上位馬の出走はなく、前々走同様のレース運びができれば力で押し切れそうです。
○1 ドゥラリュール(セン10、真島元徳厩舎)は、前々走の由布岳賞では逃げてヒストリーメイカーの2着、前走の国見岳特別(10月29日、2000メートル)では2番手から4コーナーで先頭に立ちましたが、最後にサトノプライムとタガノファジョーロに交わされての3着と先行策から馬券圏内を確保しています。由布岳賞から距離が1750メートルに変わり、ヒストリーメイカーを相手に押し切りを狙いたいところです。
▲2 グローリー(牡4、大島静夫厩舎)は、A級特別クラスで距離不問で活躍し、馬券圏内に6度進出(1勝)。今回はヒストリーメイカー、ドゥラリュールの2強ムードですが、引き続き上位に食い込んできそうです。
△4 シャンパンクーペ(牡7、山田徹厩舎)は、昨年12月には宝満山賞1着、中島記念2着と活躍。夏場は不振でしたが、前走の韓国岳特別(11月25日、1800メートル)で3着と復調気配を見せています。
(文/上妻輝行)