兵庫
2023年12月13日
強敵抜けてホテルカリホルニアに勝機到来「近畿畜産特別」(園田競馬)
13日(水)の園田競馬メイン第11レースに「近畿畜産特別」(A2B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 ホテルカリホルニア(牡6、柏原誠路厩舎)の前走は初めての1230メートル戦で難なく対応できたが、6日のA1A2特別でも勝利した新星ドンフクリンに差し切られてしまった。夏場の不調は完全に脱しており、今回は走り慣れた1400メートル戦できっちり勝利を収める。
○1 クリノカイザー(牡5、石橋満厩舎)は昇級戦で試金石の一戦になるが、前走は1分30秒を切る好時計で勝利しており、A2でも十分通用する力がある。笹田知宏騎手が騎乗してから折り合いが安定しており、引き続き勝ち負けになりそうだ。
▲7 メイプルプリン(牝4、大山寿文厩舎)は重賞の2戦では振るわなかったが、自己条件に戻ればすんなり先行できる。今回は2キロ減の山本屋太三騎手との初コンビで積極的に前々から運んでくるだろう。
☆9 アフィラトゥーラ(牡6、松浦聡志厩舎)は一瞬しか脚を使えず入着前後の成績が続いているが、前走に関しては内で窮屈な競馬になってしまった。今回は外寄りの枠に入っており、内のホテルカリホルニアを目標に進めれば上位を狙えそうだ。
△3 ニシノダンテ(牡8、山口浩幸厩舎)は展開次第で一発を狙える馬。前走は2着ホテルカリホルニアに1秒2離されたが、上がり時計は遜色なかった。ここも警戒しておきたい。
△5 カキエモン(牡5、諏訪貴正厩舎)は7戦ぶりの1400メートルだが、近走は差し届かない展開が続いており、距離短縮がプラスに出る可能性がある。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)