笠松
2024年01月22日
JRA実績上位エクトゥシュタール「雪見特別」(笠松競馬)
1月22日(月)の笠松競馬メイン第9レースは「雪見特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
上位馬の評価差わずかだが◎6 エクトゥシュタール(牡4、笹野博司厩舎)に一番魅力を感じる。前走の転入戦Vで能力とセンスをアピール。4カ月ぶりの実戦でもあったが、サッと2番手の好位置をキープして流れに乗ると、上がり3ハロン37秒8の速い脚で難なく差し切り、2馬身差での快勝劇。中央9戦で3度馬券貢献し、1勝クラス(23年9月・新潟ダート1800メートル)でも2馬身半差2着に勝ち負けした能力の再証明だった。前走からレース間隔が少ないため、追い切りは軽めメニューも反動は感じられず、シャープな動きを見せて上昇気配。200メートルの距離延長は戦歴から問題なく、コースや環境慣れなど多くの上積み材料がある移籍2戦目。連勝へ当然期待が高まる。
逆転候補は多いがその筆頭が○8 ヘラクレスノット(セン4、森山英雄厩舎)。今冬転入後、いずれも2着馬に明確な着差をつけて無傷の3連勝。先行力がある上、控えるレースもいとわず柔軟性を備え、しかも反応が鋭く操縦性も高い。なによりまだ当地で底を見せていない、未知の魅力にあふれている。マイル戦も2戦2勝。V互角。
▲7 スタープレジデント(牡4、笹野博司厩舎)は2走前に同条件同距離で1馬身半差2着に粘っている。最終追い切りムードが絶好で、もちろん有力な勝ち負け候補。
△5 イノ(牝4、後藤佑耶厩舎)は相手なりに走れる堅実駆けタイプ。B級10組と手ごろな構成だったが昇級戦の前走をシャープな末脚で仕留めた。馬券に欠かせない1頭だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)