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クフィールの闘志に火がつく「睦月特別」（園田競馬）

4日（木）の園田競馬メイン第11レースに「睦月特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎5 クフィール（牡4、新子雅司厩舎）は転入初戦こそ完調途上で着外に敗れたが、前走は復活を遂げたガリバーストームを相手に前々で粘って2着ときっかけをつかんだ。21年の2歳王者と走ったことで闘志に火がついたのか追い切りの動きは見違えるほど良化している。少頭数で展開の紛れも少なく、兵庫初勝利のチャンスを迎えた。

○6 グランドルチル（牡5、諏訪貴正厩舎）は使うごとに調子を上げてくるタイプだが、たたき2走目の前走は大外から一気に差し切る強い内容で復活をアピールした。B1ではまだ実績がないが、前走の勝ちっぷりなら昇級でも不問だろう。

▲8 サトノグラン（セン10、山口浩幸厩舎）の前走は大柿一真騎手の疾病により山本屋太三騎手が代打騎乗したが、好位から運ぶこれまでとは違った戦法で約5年半ぶりの勝利を挙げた。今回は大柿騎手に手が戻るが、折り合いの課題を克服すればまだまだ脚を使えることを証明しており、今回も侮れない。

☆9 エコログロリアス（セン5、保利良平厩舎）の前走は快速馬サラキャサリンの前に歯が立たなかったが、今回は抜けた先行馬が不在で楽に先行できそう。最後まで脚をためることができれば勝ち負けになる。

転入初戦の△1 エイシンデュエラー（牡5、坂本和也厩舎）はレース間隔が空いていることもあり動きは少し重たい感じだが、スピード感はある。小回りに対応できれば上位を狙える。