名古屋
2024年01月05日
強敵不在でコンビーノ「門松特別」(名古屋競馬)
1月5日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「門松特別」(A級2組、名古屋競馬場1700メートル)。
前走は2着に留まったが、力上位の◎2 コンビーノ(牝5、竹下直人厩舎)がもちろん本命だ。前走は距離巧者セイエクシードのキレに屈したが、好位からしっかり差し脚を伸ばし、1馬身半差なら悲観する内容ではない。復帰後、2、1、2着とオール連対をするのは高い地力の証。近況、1500メートル戦の方が1700メートルよりキレる印象があって成績がいいが、コレと言って強敵不在の有利なメンバー構成。ポイントはテン乗りの木之前葵騎手との初タッグも、掛かるタイプではなく大きな問題とは言えない。ワンクラス上の力とキレでしっかり人気に応えたい。
逆転があるとすれば、転入馬の○6 セイヴァリアント(牡8、安部幸夫厩舎)のいきなり劇。手探り面がある移籍初戦だが、前走は岩手重賞・トウケイニセイ記念で3着に食い込んだ地力派。重賞で3走連続して馬券貢献中と8歳を迎えても衰え知らず。直前の追い切りでシャープな伸びを見せて好気配だけにいきなり一発があっても驚けない。
逆転まではどうかだが、A級上位の安定勢力▲7 ドリームスイーブル(牡9、倉地学厩舎)に、距離巧者の△5 リアルグローリー(牡5、原口次夫厩舎)も連争いが可能。
(文/中部地方競馬記者クラブ)