笠松
2024年01月10日
ウインホノカの連勝期待「新春短距離特別」(笠松競馬)
1月10日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「新春短距離特別」(A級4組、笠松競馬場1400メートル)。
東海への再転入戦だった前走・A級6組を完勝で飾った◎2 ウインホノカ(牝8、森山英雄厩舎)の2連勝が有望だ。サッと好位を奪って直線難なく抜け出し2馬身差快勝。当地の自己ベストタイをマークする勝ち時計1分28秒7もさることながら、6戦4勝、2着2回と抜群のコース実績も改めてアピールした。武者修行の中央1勝クラス(22年9月・札幌ダート1700メートル)で勝利を挙げた力の証でもあった。中間は前走時同様に軽めの調整も反動は特に見られない。本質的には差しタイプで、もう少し距離のほしいところだが、余裕十分に仕留めた前走の勝ちっぷりの優秀さならA級4組特別も通過点だろう。
逆転があるとすれば、同様に当地へ再転入してきた○9 イイネイイネイイネ(牡5、田口輝彦厩舎)。前走の重賞・東海ゴールドカップでは見せ場なくしんがり11着大敗に終わったが、中央3勝クラスでもまれ、地力アップに成功しているはず。こちらも中距離が主戦場だが、ひと叩きした効果であざやかに変わっても驚けない。
また前走は外枠スタートが影響し、ロスのあるレースで伸び悩んだのが▲5 トゥルーグリット(牡7、笹野博司厩舎)。流れにスムーズに乗って運べれば素早い巻き返しが可能。
一方、距離、相手を問わず堅実駆けに定評がある△4 ゼンダンクラージュ(セン5、笹野博司厩舎)は馬券に欠かせない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)