笠松
2024年01月12日
笠松得意なキャットリングが軸「明けの春オープン」(笠松競馬)
1月12日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「明けの春オープン」(A級1組、笠松競馬場1400メートル)。
前開催に重賞・東海ゴールドカップが開催されたこともあって小粒感否めないメンバー。地力で上回る名古屋勢がV争いをけん引するが、軸に期待は大の笠松巧者◎9 キャットリング(牝6、竹下直人厩舎)。昨冬に転入後、下級条件のC級からコツコツとランクアップ。今やA級1組初勝利が視界に入ってきている。昨秋からはセールスポイントの高く安定した先行力を生かすべく、笠松出張戦中心のローテーションを組んで、当地【7・2・0・1】の好成績。しかも馬券を外した1戦は強敵ぞろいの地方全国交流重賞・笠松グランプリ(8着)だけ。自己条件では決まって結果を残し、すでにA級2組特別で2勝を挙げている。1400メートル戦もベスト条件。流れに乗りやすく相手の出方もうかがいやすい大外枠スタートも願ったりだ。
実績で上回るのは○5 レイジーウォリアー(牝5、塚田隆男厩舎)。こちらも笠松中心に使われ、昨年8月には当地重賞・撫子争覇Vに、A級1組を勝ちきっている。復帰2戦目だった前走は地元名古屋のA級2組を力できっちり仕留めて上り調子。ただもまれ弱い面があり、中の5枠スタートからスムーズな競馬ができるかがポイントになる。
▲4 アオイスイセイ(セン7、川西毅厩舎)が復調気配。昨秋は失速や消化不良なレースが続いたが、前走はA級2組とは言え、0秒3差3着に追い上げ、久々の好走。地元名古屋のA級1組を3勝する実力派が復調ムードとあれば高い評価が必要。
地元勢では当地1400メートルを得意とする△6 エイシンヌウシペツ(牝5、笹野博司厩舎)に期待がかかりそうだ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)