佐賀
2024年01月20日
サトミノアサヒ先行策からの巻き返しか「睦月賞」(佐賀競馬)
20日(土)佐賀競馬メイン第8レースは「睦月賞」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎8 サトミノアサヒ(牝4、土井道隆厩舎)は、前走の新春賞(1月5日、1800メートル)ではスタートでややダッシュが付かず後方からの競馬。4コーナーで内を突いて位置取りを上げていきましたが、オデンセからコンマ9秒差の5着でした。前々走の晩秋特別(12月3日、1750メートル)では逃げて勝ち馬からコンマ1秒差の3着を確保していただけに、スムーズに先行できれば優勝争いとなりそうです。
○4 クロミチャン(牝5、真島正徳厩舎)は、ここ3走は中距離のB級特別クラスへ出走。2度の4着が最高着順ですが、勝ち馬とはコンマ5秒前後で走っています。今回はその3戦の勝ち馬は揃って不在のうえ、新春賞からの参戦馬の中では最先着と、優勝争い進出も十分可能なメンバー構成となりました。
▲2 ブルータンゴ(牝5、手島勝利厩舎)は、前々走のディセンバー特選(12月16日、1800メートル)で逃げ切り勝ちを収めB級へ昇級。初戦の新春賞では前3頭の先行争いからはやや離れた4番手を進みましたが、前との差を詰められずに勝ち馬から1秒4差の6着に終わりました。C1級では中距離特選で6戦中4戦で馬券圏内を確保と距離実績が豊富で、B級のペースに慣れてくれば浮上してきそうです。
△3 エイシンテラ(牝4、東眞市厩舎)は、11月の佐賀転入後は短距離のB級特別クラスを4戦し、馬券圏内に2度進出。中距離でも末脚が活きる展開となれば上位への食い込みもありそうです。
また、B級降級2戦目の△6 サンライズハイアー(牡8、真島元徳厩舎)も警戒したいところです。
(文/上妻輝行)