佐賀
2024年02月24日
球磨川賞快勝のダイリンウルフ2連勝か「嘉瀬川賞」(佐賀競馬)
24日(土)佐賀競馬メイン第7レースは「嘉瀬川賞」(A1・A2級、佐賀競馬場1300メートル)。
◎2 ダイリンウルフ(牡7、真島元徳厩舎)は、11月の佐賀再転入から4戦目となる前走の球磨川賞(1月27日、1400メートル)では、先行馬群の4頭からは大きく離れた5番手を進んでいましたが、3コーナーから前との差を詰めていき、最後は逃げ粘るロトヴィグラスを1馬身1/4(コンマ2秒)交わして勝利しています。前走同様に重賞のゴールドスプリント(1月15日、1300メートル)の上位馬が不在のメンバー構成となり、2連勝が期待されます。
○4 ジョンソンテソーロ(牡5、東眞市厩舎)は、佐賀転入3戦目だった4走前のウインターチャンピオン(11月26日、1400メートル)が重賞初挑戦で、ロンドンテソーロから2馬身半(コンマ5秒)差の2着に敗れましたが、それ以外のB級特別やA級普通競走での計5戦はすべて勝利しています。ウインターチャンピオンではダイリンウルフ(5着)に先着しており、同馬との再戦となる今回も優勝争いとなりそうです。
▲3 リョーノテソーロ(牡9、東眞市厩舎)は、A級普通競走では8戦中6戦で馬券圏内を確保(3勝)し、前走の唐津湾賞がA級特別クラス初挑戦。逃げたロトヴィグラスの2番手を進み、直線で伸びを欠き6着に敗れていますが、勝ったアイリッシュセンスからはコンマ7秒差と、内容は悪くありませんでした。特別クラス2戦目の今回は巻き返してきそうです。
そのほか、重賞上位実績のある△1 ウインヒストリオン(牡9、井樋明正厩舎)、△6 エスケイファースト(牡9、山田義人厩舎)の両馬の食い込みにも警戒したいところです。
(文/上妻輝行)